渡邊 真由子
Mayuko Watanabe
ー今までの経歴ー
元大手メイクサロンスタッフ
SuMinus新宿店 Artist
ー座右の銘は?ー
死ぬこと以外かすり傷
ー自分を一言で表すと?ー
ネガティブだと良く言われますが
MBTIは冒険家(ISFP)です!
ー働く上での原動力は?ー
もっと上手くなりたい、というハングリー精神。
現状維持は衰退。SuMinusのような、
成長意欲を持ち続けられる環境に
身を置くことを大切にしています。
高校時代、クラスの友達のヘアセットをした際に、
その子がとても可愛く変身したのを見て、すごく嬉しくて。
「これを仕事にできたらいいな」と感じたのがきっかけでした。
自分から「絶対こっちの方が可愛いよ!」と提案して、
練習させてもらうことも多く、16歳の頃には
ヘアメイクの道に進もうと決意していました。
福岡の専門学校時代は、授業やコンテストで
「自分センスあるな、自分が一番上手くできてる。」
と思っていたし、かなり自信を持っていました。
けれど、上京して東京の現場に出てみると、
自分のレベルがいかに低かったかを痛感したんです....
メイク技術もトレンドも、東京と地方では全然違う。
特に福岡は、東京よりもトレンドに2年遅れていると言われていて、
「こんなオイルがあるんだ」「眉ってこう描くんだ」と、
現場で目にするすべてが新鮮で衝撃的でした。
同時に、自身が知らないことに危機感を覚えたんです。
なので、その時から目の前に「すごい」と思える人がいたら、
迷わず話しかけて「どうやってやってるんですか?」と聞くようにしています。今でも学ぶ姿勢は、ずっと大切にしています!
もともと、ヘアセットやメイクにはずっと興味がありました。
ただ、「美容部員=ブランドの一員として働く」というスタイルの働き方に、自分のやりたいこととのズレを感じていて……。
私が惹かれていたのは、
“自分の個性や感性そのものが商品になる”
メイクアップアーティストという働き方でした。
どうしたらこの道に進めるか、
専門学校の先生に相談したところ
「東京にある資生堂の『SABFA』というスクールに通えば、
有名なメイクアップアーティストになれるよ」
と教えてもらい、思い切って上京を決意しました。
上京後は、美容室やナイトヘアセットの現場で2年間働いて資金を貯め、「SABFA」の半年コースに入学。その後、「もっと上手くなりたい!」という想いで、さらに1年コースにも通いました。
ちょうどその頃、前職の某大手メイクサロンであれば、
すぐに入客できて経験を積めると聞き、就職を決意。
スクールと並行して、結婚式の参列者向けヘアセットや、
一般のお客様への眉カットなどを担当していました。
学びながら現場経験も積める環境はとてもありがたかったのですが、
次第に「もっと自分の個性を活かしたい」と思うようになったんです。
というのも、サロンでは服装やネイルに制限があり、
使用できるコスメも提携ブランドのものに限られていて、
自分の“好き”や“得意”を十分に活かせていない感覚がありました。
お客様と向き合う中で、「こうすればもっと可愛くなれるのに…!」
というアイデアが浮かんでも、それを自由に提案できない。
そんなもどかしさが、転職を考える大きなきっかけになりました。
応募に至った最大の決め手は、
「メイクに特化した専門性」と
「個性が尊重されている働き方」でした。
他のサロンも見ていたのですが、
多くはヘアセットやイメージコンサル、
業務委託などを含む“何でも屋さん”のような印象で、
サロンの理念もふわっとしていたんです。
その中でSuMinusは、「メイクを教える専門サロン」という軸が
しっかりしていて、他とは明らかに違って見えました。
また、応募を考えている際にHPをみたら
スタッフ一人ひとりにプロフィールページがあり、
「一人ひとりの個性が武器になる場所なんだ」と
感じられたのも大きかったですね。
良い意味でのギャップは、
想像以上にメイク技術が上がったことです。
「この人にはこのメイクが合う」という答えが見つけられるようになり、より本質的な提案ができるようになりました。
お客様から「アイラインの引き方がわからない」と相談を受けたとき、以前の私は“引き方”そのものを丁寧にお伝えすることに集中していました。
けれど今は、「ひき方も学んでいきましょう。ただその前に、目の下のクマをカバーするともっと綺麗に仕上がりますよ」と、別の視点からのご提案ができるようになったんです。
この+αのアドバイスによって、お客様自身も
「今までアイラインが上手く引けなかったのは、クマの青みやくすみにも原因があったんだ!」と気づくことができて、レッスン後に「自分で初めてうまく引けました!」と報告をいただくこともあります。
ただ技術を伝えるのではなく、“その人にとってのベスト”を一緒に見つけていく提案ができるようになったことは、自分にとって大きな成長だと感じますし、お客様が変化を実感してくださる時はとても嬉しく感じます。
逆に大変だったのは、“数字を追うこと”でした。
正直最初は、ここまでしっかり数値を見るとは思っていなかったので、成約率や日々の数字に向き合うのは正直プレッシャーを感じる場面もあります。
新宿店は特に1ヶ月先までご予約が埋まってしまう状況なので、1人1人向き合いつつ、しっかり結果を出すというのは大変だなと感じます。
「あなたでよかった!」「出会えてよかった!」
「メイクが好きになりました!」と言っていただけると、
本当にこの仕事をしていてよかったと思えます。
SuMinusでは、一度きりの関係ではなく、
お客様へ継続的にレッスンを行う事ができるので、
信頼関係が深まり嬉しい声をもらうたびに感動があります。
以前のサロンでは、ヘアメイクをやって
「ありがとうございました」で終わる関係が普通でした。
しかし、SuMinusでは「この前渡邊さんに教えてもらったことを実践したらアイラインが滲まなかったんです...!」とLINEや次回レッスンで伝えてくれる方もいて。
こういったやりとりの中で強いやりがいを感じます。
メイクを教えるレッスンだけでなく、「お出かけ用のフルメイク」などのメニュー開発も担当してみたいです。
以前勤めていた某メイクサロンでは、結婚式など特別な日のフルメイクを任せてもらう機会が多く、その経験も活かしたいなと。
実際に、SuMinusのレッスンに来られるお客様の中には、「このまま出かけられるようなメイクをしてもらえると思っていました」という方もいらっしゃるので、需要もあるのではと感じています。
また、撮影や作品撮りにももっと関わっていきたいです。
実はカメラも持っていて、作品撮りはずっとやりたかったことの一つなんです。
自分の“好き”や“個性”を形にしていくことで、
メイクアップアーティストとしての幅を広げていきたいです。
向いているのは、お客様とのやりとりに丁寧に向き合えるマメな人でしょうか。また、自分から積極的に知識を取りに行ける人も向いていると感じます。
SuMinusではお客様から「このチークのブラシ角度合ってますか?」と動画で質問が届くこともあり、そういった細かい疑問にも、ふんわりではなく「あなたにはこうです」と明確に答えられる対応力が求められます。
入社当初の私は、「ファンデーションってどれくらい塗るのが正解なんですか?」という質問に対して、上手く答えられなかった経験があるんです。
そこから、先輩スタッフに聞いたり、自分で研究を重ねたりした結果、「〇〇さんの場合は、赤みが消えるまでがゴールです」「パウダーは指がサラサラと肌の上をすべるくらいが目安です」と具体的に答えられるようになりました。
入社当初の答え方で満足していたら、きっと今でも答えられなかったと思うし、自分で知識を取りに行く努力を積み重ねたからこそ具体的な答えを提案できるようになったと感じています。
逆に向いていないのは、「コスメやメイクが好き」という気持ちだけで止まっている人かもしれません。
単に好きというだけでは、お客様と継続的に信頼関係を築くのは難しいですし、お客様の悩みに応えられるだけの知識や技術を習得し続けることは難しいと感じます。
「前回、〇〇さんのこの質問にちゃんと答えられなかったから、次回までに絶対に答えられるようにしよう」
「お客様に正しい知識を伝えるために、自分ももっと学び続けよう」
そんなふうに、プロとしての責任感を持って、
日々のレッスンを通じて自分の知識とスキルをアップデートし続けられる人じゃないと、SuMinusの環境では苦戦するかもしれません。
メイク好きは当たり前の基準で、圧倒的なメイク技術とそれを「相手に合わせて、伝える力」も必要な場所です。
SuMinusで働くスタッフは、みんな「メイクが好き」を仕事にしている人たちばかりです。だからこそ、メイクが好きという気持ちを持っている方と一緒に働けたら嬉しいなと思っています!
でも、ただ好きなだけではなくて、「もっと上手くなりたい」「お客様に喜んでもらいたい」という“ハングリー精神”を持ち続けることが、この仕事ではすごく大事だと感じています。
また、SuMinusの魅力のひとつは、
コスメがブランドに縛られていないこと。
たくさんのテスターがあり、
お客様一人ひとりに合ったアイテムを選ぶことだってできます。
毎月どのブランドのアイテムを導入するかは
様々なブランド出身のスタッフみんなで話し合って、
多数決で決めていくので、「コスメが好き!」
という気持ちも、しっかり活かせます。
お客様の悩みを本気で受け止めて、
自分なりに調べて、試して、伝えて…
そうやって少しずつ信頼関係ができていくこの仕事は、
本当に奥深くてやりがいがあります。
ぜひ一緒に、メイクアップアーティストとしての道を楽しみながら、
コスメのお話もたくさんしましょう!応募お待ちしてます!